オッサンはせめてあいつを許してあげて欲しいと言ってきたけど、許して欲しいのはむしろ俺達だろ。
 あいつの優しさにも気づいてやれず、自分達の事ばかり。
 俺は俺が許せない。
 なんて馬鹿なんだ。
 なんて愚かなんだ。
 あいつの寿命を奪い、六年間ものうのうと自分の夢だけを追っていた。
「どうすれば、あいつを助けられる?」
 俺はオッサンに尋ねた。
「あの子は決して言わないだろうけど、あの子の隠した祈願石の欠片を見つける事だね。そうすると見つかった祈願石の君たちの願いは消滅するけど、あの子の寿命は元に戻るよ。せめて、寿命だけでも戻してあげて欲しいけど」
「冗談じゃねぇ。あいつは俺達が助ける。助けなきゃいけないんだ」
 俺達に出来る事は一つ。
 あいつの気持ちに答えなきゃ俺達はあいつの友達でいる資格はない。

 こうして俺達の石探しが始まった。
 まずは、あいつに会って謝りたい。
 これは俺達六人の総意だ。