俺達、七人はいつも一緒だった。
 それぞれみんな将来の夢を持っていて、その為に努力してきたんだ。
 子供の頃の一番の努力はなんと言っても祈願石(きがんせき)の欠片をを探す冒険だった。
 一人一人の力は弱くてもみんなで力を合わせれば祈願石の欠片をみつけられる。
 そう信じて俺達なりの冒険をしたんだけど、レインミリーの奴が先に見つけて、祈願石の欠片を独り占めしたんだ。
 あいつ一人だけが、祈願石の精霊だったオッサンの話を聞いて、願いを叶え、俺達は願いを叶えられなかった。
 願いを叶える方法は知っている。
 祈願石の欠片を誰にも見つからない所に隠す事だ。
 そうすることで願いは成就され、願いは叶えられる。
 あいつは俺達の分もあった祈願石の欠片を全部横取りして、隠してしまった。
 俺達は友達じゃなかったのか?
 なのに、あいつは俺達の夢を叶える祈願石の欠片を……。