牛虎狼三兄弟以外にも多数の反逆者達はいたが、クアンスティータ・ファムトゥに挑み、戻って来た存在は皆無だった。
 ほとんどが、クアンスティータ・ファムトゥにたどり着く前に現れた障害に阻まれ消え去っていった。
 牛虎狼三兄弟の前にも壁となる存在の名前が出てきた。
 フェラリス・ミシェオ──穢れ(けがれ)、不吉なことを混ぜるという意味を持つ謎の存在が立ちふさがろうとしていた。
 ファムトゥ・ワールドには数多くの壁が潜んでいるが、最も多くの外様モンスターをつぶしたとされるのが、このフェラリス・ミシェオだった。
 フェラリス・ミシェオは複数存在するが、その名前の語源になったのは、フェリスラ・ミオシェという褐色の肌で白髪の美女だという。
 フェラリス・ミシェオはフェリスラの劣化コピーであるとされている。
 では、そのフェラリス・ミシェオ(フェリスラ・ミオシェ)とはどのような存在なのか?
 それは、クアンスティータ・ファムトゥが自身のライバルとなるべく存在として生み出した存在だ。
 外様モンスターは直接、クアンスティータ・ファムトゥと戦うことはない。
 その前に、フェラリス・ミシェオ達に力を奪われ、消え去る運命にある。