ソリイントゥス・ワールドの外の世界では【封術館(ふうじゅつかん)】と呼ばれるものが存在する。
 封術館は美術品の様な状態になって居る存在があり、それを存在解放(イグジスタンス リベレーション)カタログと呼ばれるアイテムを通して、解放させるというものだが、このソリイントゥス・ワールドにも似たようなものがある。
 それが【禁存館(きんそんかん)】だ。
 禁存館には、ソリイントゥス・ワールドの秩序を乱す可能性のある存在が封術館と同じ様な形で封じられている。
 禁存(きんそん)と呼ばれる、禁じられた存在が封じられている建物が禁存館なのだ。
 解放者達は禁存館から禁存を解放する術を持っている。
 そのため、秩序を守る側からすれば、禁存館のある星自体を隔離し、解放者達を近づけないようにする事と、討伐隊による、解放者達の始末が使命となっている。
 禁存自体は名前自体も封じられているので、本来の名前ではない。
 複数の存在が隠されていて、その名称自体を【禁存】というくくりで閉じているのだ。
 だから、【禁存】と言っても全てが同じではなく、解放されて初めて、その名前も表に出るのだ。
 解放者達はその何が出てくるか解らないという所にも興味を持っている。
 そして、出した何かを再び封印する。
 その行為に喜び、快楽を感じているのだ。