「やれやれ、負けちゃったね」
「しっぽ巻いて帰れ」
 俺はシッシッと犬でも追い払うように手を振った。
「今回は負けたけど、次はそうは行かないよ」
「次も来るつもりか?」
「次は私じゃないかも知れないけどね。闇の生徒会の刺客はまだまだいるからねぇ」
「闇の生徒会?」
 俺は聞き慣れない言葉を聞いた。
 【闇の生徒会】ってのは初耳だ。
 そんな組織があった事さえ知らない。
 そんな奴らが俺の脳みそを狙っているって事か、ひょっとして?
 冗談じゃねぇぞ。
 俺の脳みそは俺のもんだ。
 他の誰の物でもねぇ。
 俺は叫びたかった。