そして戦いが始まった。
 でもちゃんの作ったヒドラ型ゴーレムの性能は高く、サイクロプス型ゴーレムをあっという間に追い詰めた。
 トドメまであと、一撃という所で、思わぬ邪魔が入る。
 新たな、サイクロプス型ゴーレムが出現し、背後からヒドラ型ゴーレムを襲う。
 一転、逆にピンチとなるヒドラ。
 そんなバカな?
 新たにゴーレムを作る事なんて出来ないはずなのに?
 そう思った俺がバカだった。
 相手はメデューサ、セイレーンの仲間。
 今回だって、卑怯な手を使ってきていたのだ。
 封印席に座っていたドッペルゲンガーも本物に似せて作られたゴーレムにすぎなかった。
 本物は物陰に隠れて、ゴーレムを作り続けていたのだ。
 真似をするのを得意とするドッペルゲンガーならではの姑息な手段だった。
 俺は、本物を追いかけていって、ふん捕まえて封印席に座らせる。
 不正は許さねぇ。