続く二戦目。
 相手に後が無くなったにもかかわらず、ドッペルゲンガーは余裕の表情だった。
 二戦目はボードゲームだった。
 ゲーム名は【魔王ゲーム】――。
 より多くの城を落とした方が勝ちというダークサイドゲームだった。

 このゲームは相手をいかに上手く騙くらかすかで勝敗が分かれるゲームだ。
 正直言って、でもちゃんには不得意なゲームだ。
 でみちゃんも得意じゃないだろう。
 二人はバカ正直な所があるし、こういうゲームにはどちらも向いていない。
 だから、俺は二人を好きになったとも言えるし、俺はこのゲームが得意な女は好きじゃない。
 小細工を作るまでもなく、でもちゃんは面白いくらい、相手の罠に引っ掛かった。
 五分もしない内に勝敗は見え始め。
 三十分後には圧倒的大差ででもちゃんは敗北した。