ドッペルゲンガーは、勝負の方法を三番勝負とした。
 先に二勝した方が勝ちだ。
 どうやら、短期決戦を望んでいるようだ。
 確かに、勝負を楽しんでやっているでみちゃんやでもちゃんはじっくり勝負をしたいだろうけど、侵略者であるあいつらにとっては勝負自体が馬鹿馬鹿しいのだろう。
 とっとと勝利をもぎ取って俺の頭の支配権を奪い取りたいってのが本音だろう。

 まず、最初の戦いは野球拳対決だった。
 脱げなくなった方が負けという対決だ。
 メデューサとセイレーンの仲間というだけあって、ドッペルゲンガーも卑怯な手を使ってきた。
 薄着であるでもちゃんに対して、何処まで着込んでいるといった感じのスタイルで勝負を仕掛けて来た。
 だけど、驚異的な運の強さを見せたでもちゃんが、どんどん、じゃんけんに勝利していった。
 結局、ドッペルゲンガーがすっぽんぽんになるまで負けてでもちゃんが勝利した。
 でもちゃんだったら素っ裸になるまでは脱げないだろうし、圧倒的な不利な勝負だった。

 ――にしてもこいつらに恥じらいってものはねぇのかと思ってしまう。
 でみちゃんの真似をしているから自分の裸じゃないってことで恥ずかしくないのかも知れないが、女の子ならもう少し恥ずかしがってもらわないと逆に萎えるぜ。