そして、やっぱり最終戦にもつれ込んだ十三戦目は水中石取り対決だった。
 水中にばらまかれた石を拾い集めて多く取った方が勝ちというゲームだ。
 当然、二人は水着になる。
 俺にとっては良い目の保養になるわけだ。
 厳正な審査とやらをやるために水中カメラも用意されて、俺はそれを外から覗く。
 俺にとっては不正を暴くというより、良いアングルを見るという事に重点を置きたい気分だ。
 だが、二人にとっては真剣勝負。
 どちらも負ける訳にはいかない最後の勝負となる。

 この勝負の決着は二百四十六対二百四十六でドロー、引き分けに終わった。
 決着をつけたかったら石の数を奇数にしとけば良いのに、この辺は二人ともぬけているんだよな。
 結局、次の日の弁当は二人とも作る事になった。