「な、なんだ、あんたらは?」
 俺の問いかけ。
「初めまして、色男さん。私、緑川 麻衣(みどりかわ まい)って言います」
「あたしは関山 美保(せきやま みほ)、よろしくね」
 と答える二人。
「何者なんだ」
「何者でも良いじゃない。今は三人で楽しみましょう」
「さぁ、こっちへいらっしゃい」
 二人は夢の中でも服を脱ぎ始める。
 俺はトロンとなって来た。

 が、次の瞬間――
 ガンッ
 と音がして、頭に鈍い痛みが走る。

 目を醒ますと俺は教室の机の上で寝ていた。
 目の前には緑川と関山ではなく、でみちゃんがいた。

「契約者しょーすけ。危ない所だったな」
「え?俺、何かあったのか?」
「魔女の呪いにかかる所だったのだ。見ろ、この魔法円を」
 でみちゃんに促されて見ると俺の机の上に小さな魔法円が二つ描いてあった。
 魔女?
 俺はどういう事か判断しかねた。
 魔女みたいな事をしていると言えば、でみちゃんやでもちゃんもだが、二人は魔女じゃないっていつも否定しているし。
 だとしたら、誰だ?
 何にしても大した事無くて良かったと思った。
 俺にはでみちゃんとでもちゃんがいる。
 何かあったら助けて貰えるんじゃないかと思った。

 そして、その日はそのまま帰った。