「勝負よ。今度はどちらが読書感想文を召喚出来るかを賭けた」
 でもちゃんがまた勝負を仕掛ける。
 読書感想文って召喚出来るものなのか?
「望むところだ。デモゴルゴン。次も返り討ちにしてやる」
「今の内にいい気になっている事ね。次はそううまく行かないわよ」
「ふっ……」
「ふっ……」
 にらみ合う両者。
 また、あれをやるのか、俺の頭の中で……。

 俺はため息をついた。

 その夜、俺は早めに就寝した。
 読書感想文を書くのに時間がかかると思ったからだ。
 正直、召喚出来るもんだとは思っちゃいない。

 俺はデミウルゴスフィールド――要するに、俺の頭の中に降り立った。
「良く来た、契約者しょーすけよ。ここで迎え撃つぞ」
「迎え撃つっつうか、俺は読書して感想文を書きに来たんだけど……」
「勝利すれば、出てくる。負けたら、君は罰当番だ」
「なんだよ、それは……」
 俺は、不安になった。