第七戦は迷路だった。
先にゴールまでたどり着いた方が勝ちというゲームだ。
お、知ってる。
これなら解るぞ。
「おい、これの攻略法は知ってるぞ。片方の腕を壁側につけてそれをなぞっていけばゴール出来るぞ」
俺は得意げに言った。
「甘いぞ、契約者しょーすけよ、それだとゴールまで時間がかかってしまう。それにこの迷路は特別製だ。3D迷路になっているからその常識は通用しない」
あ、そ、そうなの?
俺はガックリきた。
せっかく役にたてると思ったのに。
だが、あれこれ悩んでいる暇など無かった。
ゲームはスタートしていたからだ。
この迷路は落とし穴やシャワーはもちろん、モンスターや壁が変形する等のトラップも多々あった。
俺には全然解けない問題を解かないと先に進めなかったりして、二人との学力の差を見せつけられるようなゲームだった。
正直楽しくなかった。
俺の頭に知らない知識とかが入り込んで気持ちが悪かった。
夢を見ているとしたら、うんうんうなっている所じゃねぇかな、今は。
唯一の救いはでみちゃんと密着出来ていたという事だけだな。
第七戦はでみちゃんが勝利した。
これで三勝四敗だ。
まだ、負けている。
次も取らないと苦しい戦いになりそうだ。