二人はしばらくにらみ合い、そして、戦闘?が開始された。
二人が次々に描き出す魔法陣から、巨大な腕が飛びだして来た。
でみちゃんは右腕が十三本、でもちゃんは左腕が十三本だ。
双方の腕はみんな握り拳、つまりじゃんけんで言うところのグーの状態だった。
「な、何が始まるって言うんだ?」
「契約者しょーすけよ、説明しよう」
でみちゃんが俺の疑問に答えてくれた。
それは、最大十三回戦って、先に七勝を先取した方が勝ちというものだった。
勝負が行われ、勝敗が決すると、勝った方が勝利の印、ピースサイン、つまり、チョキ、負けた方が降参の印としてパーを出す事になる。
要するにチョキの数が七つ揃った方が勝ちというものらしい。
だけど、たかが昼飯を作るだけなのに、ここまで大げさに勝負しなくても良いような気がするんだが……
呆気にとられている内に、勝負が始まった。