「よく来た、契約者しょーすけ」
 夢――のはずなんだが、そこは砂漠のような場所で、そこに偕楽 芽吹がいた。
 おいおい、夢の世界にまで【でみちゃん】かよ。
「勘弁してくれよ。俺は今、傷心中なんだからさ。寝てる時くらい静かに……」
「来るぞ」
「来るって何がって、おあっ」
 小さな隕石の塊がたくさん降ってきた。
 見ると上空には――
 【でみちゃん】二世とも言うべき、夢の中の偕楽と同じ格好をした女の姿が見えた。
 二人ともどこかのコスプレか?と思えるような派手な衣装で、フードをかぶり、相手の顔は見えなかった。
 そいつは急降下して来てフードを取った。
 その顔に俺は驚愕した。
 俺をフッた後楽だったからだ。
「我が名はデモゴルゴン。デミウルゴスよ、決着をつけに来た」
 夢なら覚めてくれ。
 よりにもよって、後楽まで偕楽と同じ様な事をしている夢を見るなんて。
「我がライバル、デモゴルゴン。私が勝つ」
「我は負けん」
「行くぞ」
「来い」
 二人が盛り上がって行く。