卯月が第二の開拓地で発見したのは古代のスイッチだった。
 どうやって作り出したのかは不明だが、縦3つ横3つの九つの穴にある一定の法則で小石を入れていくと地下に仕掛けてある仕掛けが作動して何かがあるらしい事がわかった。
 仕掛けは複雑でなかなかわからなかったが、二つだけ…
 地下のヒカリゴケが鏡に反射して天然のライトアップをしてくれるという事と隠し井戸の出し入れが出来るという事はわかった。
 夜にライトアップすれば幻想的な雰囲気を楽しめるだろう…

 クエスト・ガイドは謎を全て解く必要はない…
 それは冒険者達の仕事だからだ。
 謎を全部取ってしまったら冒険者達の楽しみを奪うという事になってしまう。
 クエスト・ガイドは冒険者達のある程度の安全を守れれば良いのだ。
 だから、クエスト・ガイド達は大体の謎の在処を把握し、その危険度を推測するというところまでが仕事だった。

 この場所ではさして危険なことはなさそうだった。
 後、推測出来た事は遺跡の大きさから判断して、この遺跡の古代人は現在の人類より平均、20センチ程低い身長だったのではないかという事くらいだった。