「お願いします。【疫病神 ダボク】を倒して下され」
「うるせーなー、俺達はそれほど暇じゃねーんだよ…」
「勇者様ではないのですか?」
「勇者だぁ~?…あぁ…それも悪くねーな、【ウツ】のバカをブッ倒す前の肩慣らしにその【ダボク】とかいうカスを片付けてやっても良いぜ。ただ、わかってんよなぁ?」
「はい、もちろんでございます。出来る限りの接待をさせていただきますとも」
「そーか、そーか、くるしゅーない。ちこーよれ…なんてな、はっはっははは」
「いーねー、りきゅーくん、それ、俺も俺も…」
「ハチ、やんのは俺なんだからよぉ、一番可愛い子は俺だぜ」
「解ってるよ。俺は二番でも三番でも良いぜ」
 困っている村人におだてられどんちゃん騒ぎをした利休達は翌日、やってきた【ダボク】を前にして考えを改めざるを得なかった。
 牛の様な角を生やした大きな身体を持つ【ダボク】の迫力に押されてしまった。
「な、舐めてんじゃねーぞ、くるぁぁ」
 舐めてたのは利休達だとつっこみたくなるが利休は果敢に立ち向かった。
 が、結果は…