そんな会話を続けながら、二人はあちこちを捜し回った。
まずは、各地の様子をうかがってみた。
すると砂漠地帯にもかかわらず結構な人々がいた。
ただ…
「ちょっと話があんだけどよ…」
「おい、お前、ちょっとこっちこい…」
等、とても人に物を聞く態度ではないため、捜査は難航した。
そんな感じでも少しずつではあるが情報を聞く事ができた。
それで解ったことは…
「ちっ、ハズレか…ここじゃねーな、どうも…」
この世界に【ウツ】らしき怪物はいないという事だった。
正確にはこの砂漠地帯だけの情報なので世界全ての情報ではないのだが、それでも、情報を集めて何かを考える何てことをしたことがない利休達はここに【ウツ】は居ないと判断した。
考え方こそ間違ってはいたもののその回答は正解だった。
利休達がたどり着いた最初の世界には【ウツ】は居なかった。
【ウツ】は別の世界で猛威を振るっていたのだ。