夢の中には七人の女の子が登場していた。
 どの子も魅力的で利休の心を捕らえて放さなかった。
 さっき、ハチを殴る前に見ていたのはその内の一人が登場する夢だったのだ。
 ずっと声が聞けなくて、声を聞きたいと思っていたのだが、やっと聞けたと思った声が彼を起こしていたハチの声として認識してしまい。
 夢の中の女の子に淡い恋心を持っていた利休は腹を立ててハチを殴ったのだ。
 利休にとって、夢を台無しにされる事が何より腹が立ったのだ。
 ハチはうっかり逆鱗に触れてしまったという事だったのだ。