三人目も四人目も一緒だった。
怖くなって携帯を三回、買い換えたが、そのたびに新しい携帯電話に不吉な電話がかかってくるのだと言う…。
今は五人目、神崎 志保(かんざき しほ)の名前があがっているという。
ここまで、聞き出すのに二時間かかってしまった。
この呪いはパンドラの書に、パンドラが意外な所に潜んでいると書かれていた。
パンドラの書…小説形式でパンドラの呪いの全てが書かれている悪意の書…
パンドラの呪いはこのパンドラの書を元に起きている。
パンドラの書にはそれぞれの呪いに対する有効な手段などは書かれているが、正確な呪いについては書かれていない。
書かれていれば、未然に防ぐことも可能だが、それが出来れば苦労はない…。
パンドラの書の著者はそれがわかっていて書いているのだ。
人々が苦しむのを見て喜んでいるのだろう…。