「このチワワ可愛い。11匹目にどうかしら?」
「しばらく我慢するって言ったじゃん。10匹が問題無く飼えるって解ってから残る3匹、考えようって」
「…そう…だったわね…残念…」

 今日もペットショップの前を優花は浩二と通りたがった。

 そして、いつものように、浩二に子犬をねだる。

 お金を出すのは優花なのだが、1匹目からずっと浩二の了解を得てから買っていた。

 同棲しているのだがら、相手の許可をもらってからというのは解らなくもないが、浩二はこの優花のおねだりが何故か、自分の身を切り売りしているように感じていた。

 何故か、自分の身体は後、3つしかない…そう思えてしまうのだった。