「で、出て行けー!今すぐ、俺の部屋から出て行け!」

 京平は怒鳴る。

「…嫌よ…いつものように愛して、京平君」
「…嫌よ…いつものように愛して、京平君」
「…嫌よ…いつものように愛して、京平君」
「…嫌よ…いつものように愛して、京平君」
「…嫌よ…いつものように愛して、京平君」
「…嫌よ…いつものように愛して、京平君」

 返事がやっぱり六つ帰ってくる。

 恐怖に駆られる京平。

「…ラストナイトよ、京平君…」
「…ラストナイトよ、京平君…」
「…ラストナイトよ、京平君…」
「…ラストナイトよ、京平君…」
「…ラストナイトよ、京平君…」
「…ラストナイトよ、京平君…」

 六人の瑛子が近づいてくる。

 恐怖で足が竦み、動けない京平。

 六人の瑛子改めパンドラに精気を搾り取られる京平…

 死に様は餓死した老人のようだった。

「ふ、ふふ、ふふふふ…これで二つ目…後、11体…」

 不気味な声が死体となった京平の部屋に木霊する。

「お、遅かった…」

 駆けつけた榮一郎達。

 だが、全てが遅かった…。