「おはよう…よく寝ていたわね…」

 瑛子が変わらぬ笑みを浮かべ京平を見つめていた。

「て、てめぇ、何で生きて…」
「…何のこと?ご飯は出来ているわ、さぁ、召し上がれ…」
「!そうか、夢か、夢だったんだな!」

 夢…そう、思いこむ事にした。

 普段の調子を取り戻し普段の横柄な態度に戻る京平。

 だが、懲りない男というのは何処にでも居るもので京平はまた、瑛子を殺してしまった。

 今度は、些細な誤解。

 瑛子が浮気をしたと思って殴りつけたのだ。

 自分の浮気は平気でするくせに、相手の浮気は許せない…

 京平はそんな男だった。

 興奮して、エスカレートした京平は脅しのために包丁を持ち出した。

 もちろん、ただのはったり。脅しに使うためだったが、瑛子は自ら飛び込み包丁は彼女の胸を刺し貫いた。

「な、何やってんだ…、て、てめぇ、いかれてやがる…」

 腰を抜かしそうになる…。

 救急車を呼ぼうとも考えたが出血がひどく、彼女はすでに息絶えていた。

 再び車で山奥へ瑛子を運ぶ京平。

 前に瑛子を埋めた山と同じ山だ。

 そこで、前と同じような所に埋めた。

 そして、帰りに、前に瑛子を埋めた場所を通ったので、気になって確かめてみた。

 すると…