「やぁだぁ~何泣いてるのぉ~」
 帆乃霞はケラケラ笑いながら涙目になっていた。

Honoka0003


 春都は辛いのを隠しているんだな、何て健気な女性なんだ…と思った。
「辛いことあったら、何でも言って下さい。僕、何でも相談にのります」
「…辛い事なんてないわ。春都君といると楽しい思い出がよみがえるの」
「…先輩…」
「おーよしよし、今度は、ろうそくプレイしようね…」
「それはちょっと…」
 夕日の図書室で、二人は抱擁を交わした。