バシッ!
「よ!」
「痛っっ…」
 教室に戻ると縄跳びでぶたれたところを秋彦にたたかれた。
 痛がる春都。
「どうしたんだよ、春都、お前、ゲームしてくるって言っていたじゃねーか?」
「ちょっと、ね…痛たた…」
「あれ?何だ、お前、蚯蚓(みみず)腫れじゃねーか、どうしたんだよこれ?」
 秋彦が心配する。
「ちょっと転んで…」
「バカ言ってんじゃねーって、転んでこんなあとつくかよ…」
 秋彦が言うのも無理もなかった。転んでこんなあとはつかない。