僕先01その13「…失礼します…っと」 そーっと図書室のドアを開ける。「あーらー春都くんじゃなーいー。どーしたのー?こんなところにー?」 間延びした声が春都の耳に入った。 帆乃霞だった。 そう、彼女は人間観察部の他に、図書委員も兼任していたのだ。