「春都、これから、一年、私達を知ってちょうだい。そして、あなたを教えなさい。それが、この人間観察部の絶対的ルールよ」
 清花は春都に言い聞かせる。
 まだ、春都は人間観察部に入るとは一言も言っていないのだが、彼は大好きなお姉様には逆らえない。
 春都は不安と期待の入り交じった笑顔を見せた。
 清花はそれを入部に異論無しととらえた。