Pan39

「榮一郎さん、…助けられますかね?…」
「…わからない…。彼のパンドラはもう、最終段階に入っている…。オマケにあの性格だ…こっちは最善を尽くすしかないよ…」
「榮一郎さん、どうして、無理矢理乗り込んで退治しないの?」
「それはね、大森君、パンドラの呪いにはそれなりのルールがあるからだよ…やり方を間違えれば呪いはあっという間に進行してしまう…。共通するのは被害者が助かりたいという気持ちを信号にして出す事とそれを拾い上げて協力して的確な処理をする事。パンドラの呪いは千変万化する呪い。だから、下調べと地道な努力が必要なんだよ…」
「ふーん、面倒臭いですね…」
「でも、現在確率されている対処法では一番有効な手段なんだよ…」
パンドラの呪いと榮一郎達の静かな戦いは始まっていた。