「じゃあ、また、彼に話しかけるから玲於奈は隠れていて…」
「うん、無理しないでね…」
 京平に話しかけるために玲於奈を隠そうとする俊征。
 彼を助けるためとはいえ、彼の性格の最悪さは俊征も理解していた。
 下手に、玲於奈を近づければ、彼女に手を出してこないとも限らないからだ。
「見ぃーちゃった。可愛い彼女連れてるねぇ、君…」
 最悪だった。
 京平に見られてしまった。
「彼女は関係ない…」
「話聞いてやるからさぁ…その女、抱かせてくんない?」
 京平は嫌らしい笑みを浮かべて、玲於奈をねめ回した。