パンドラ第二章その61 見ると列をなしていた。 三十人目くらいには紫織も並んでいた。 俊征は列を飛ばしてハンカチ売りの所までスタスタ歩いて行き、売り子が持っていたハンカチにスポイトから水滴を一滴垂らした。 ジュワアアアァァァァ… ギィヤアアァァァァァ… ハンカチが溶ける音とハンカチからの悲鳴が同時に聞こえた。