翌日、大輔は俊征と待ち合わせした。
俊征の横には女の子が寄り添っていた。
彼の恋人、玲於奈だった。
「恋人…ですか?」
大輔は俊征に尋ねる。
「あ、ま、その…はい…」
俊征は照れて答える。
「良いですね…。僕も紫織ちゃんと同じ関係だったんです…でも、今じゃ赤の他人も同然で…」
「なるほど、それで、その紫織さんの今日のご予定ってわかりますか?」
「紫織ちゃんの友達の話だと、パンドラのハンカチがもう一つ手に入るみたいで…」
「まずいな…急ぎましょう。二つ目を手にしたら更に悪化しますよ」
「そんな…こ、こっちです」
大輔は俊征達をハンカチ売りのいる所まで案内した。