「玲於奈ってさぁ、最近、髪、伸びたよね。でも、伸びるの早くない?」
 香月は妙に髪が伸びるのが早いと思って、その疑問を玲於奈にぶつけてみた。
「そう?私は気にしてないよ」
「まぁ、そういう体質なのかもね、それより最近、趣味変わった?何か、服、派手になってきてない?」
「気のせいよ…私は普通」
「そうかなぁ、最近、妙に暗い感じがするし…」
「気のせいって言ってるでしょ!!」
「もう、怒鳴らないでよ!玲於奈、変よ、前はそんなんで怒らなかったじゃない」
「そうね、ご、ごめんなさい」
 玲於奈は少しずつ変わってきていた。
 彼女はどこかおかしい。
 友人達もそうは思いつつも普通に玲於奈と付き合っていった。