「尚緒ちゃん、大丈夫?まだ、無理しなくても…」
「大丈夫。遅れを取り戻さないと落第しちゃうし、私、今日から頑張って学校行ってみるわ」
「無理しないでね。学校に行く事より、尚緒ちゃんの身体の方が大事なんだから」
「わかってる。ありがとね、まま」
 尚緒は再び、学校に行く事にした。