朝の目覚めは最悪だった。
 今までにないくらい窶れた顔をしている。
 それでも、朝、登校して行くと藍那と立夏が内緒話をしているような気がした。
 何となくこちらを見て笑っている気がする。
 それも嫌な笑い方だ。
 藍那と立夏はそのまま、尚緒が下駄箱の所に行く前に教室に行ってしまった。
 下駄箱を見ると上履きが無い。