いた!
 ひょろっとして背の高いあの男が…
 じっとこっちを見ている。
 尚緒は琉生を置いて警察に駆け込んだ。
「お巡りさん、助けて下さい。怪しい男がいるんです」
 本能が警告する。
 あの男は危険だと…。
 だが…