「う、うあぁぁぁぁ…」
「尚緒ちゃん、尚緒ちゃん、しっかりして、尚緒ちゃん…」
「まま…」
「うなされていたわよ。大丈夫」
「う、うん、ちょっと怖い夢見たから…」
「そう、あんなショッキングな事があった後だもの仕方ないわ」
「水、ある?…」
「ちょっと待ってて…」
 母親はコップに水を注ぎに行った。
 尚緒は、友加里の生首が飛び回る夢を見た。
 顔は悪魔のような形相だった。
 冷や汗が出るほど怖かった。