「お疲れ様です。史郎さん、いい顔してますよ」
「そうだね、サクラとアンズと普通に会話出来るようになったからかな?」
「ゲームじゃ、もっとすごいことやってるもんね~、会話ぐらい、普通に出来てもらわないとね~」
「はは、それを言われるとちょっと…」
「史郎さん…」
「何だい、さくら…?」
サクラは史郎をギュッと抱きしめた。
「…Congratulations、おめでとうございます」
「えっ、ちょっ…何?僕、負けたんだけど?」
どぎまぎする史郎。
「でも、アンズをかばってくれました。ジェントルマンを目指している史郎さん的には大切な一勝です」
「へへ、ちょっと嬉しいな、それ…で、でも、ちょっと恥ずかしいから離れて…」
「これはお祝いですから離れません!」
「じゃあ、私も!」
「ちょ、ちょっと…まって…」