市郎と史郎だけでなく、次郎も佐武郎も吾郎もすっきりした顔をしていた。
史郎が落ち込み立ち直った晩、他の四人も何かあったのだ。
史郎がサクラとアンズを大切な仲間だと思えたように他の四人もパートナー達との絆を深めたのだろう。
目指すは優勝。
優勝したら、まず、こんなバカなゲームを続けさせないようにしよう!
あのおかしな父親にがつんと言ってやるんだ。
それで、後継者から外されたら外されたでかまわないや。
自分の意見を言うんだ、はっきりと!
それが、この島に来た一番の目標だ!
まずは一勝、それから始めよう。
部屋に戻ったらサクラとアンズとミーティングをしなくちゃ。
史郎はそう思った。