まるで、少女の様に繊細な五人だった。
そんな時、少年達は自分の大切な人達からの言葉を思い出す。
史郎は海外で暮らしている母親の弟、自分の叔父の言葉だった。
史郎は気が弱く、よく苛められていた。
友達の理不尽によく泣いていた。
そして、海外からお土産を持ってきた叔父がよく言っていた。
「苛める子は自分に自信が無いんだよ。だから、他の人を貶めて自分を高く持っていくんだ…。」と。
「どうしたら良いの?」と聞くと叔父はこう言った。
「なにくそ、今に見ていろよ、と見返してやればいいじゃないか。一つの事を努力して努力して一番になるんだ。そしたら、みんなから凄いと言われて、立場がなくなったいじめっ子は離れて行くよ」