3ヶ月目には26人もの知り合いが亡くなり、その中には浩紀の叔母と父親も含まれていた。
その頃には浩紀に近づくと死ぬという噂が大学に広まり、殆ど誰も話しかけてこなくなっていった。
それまで、苦しい生活をしながらとは言え、青春を謳歌していた頃の浩紀はもういない。どんどん周囲から孤立していった。
それは人生が色あせていくような感じだった。
そう、人生を奪われているような感じだった。