パンドラその23 「今日は早く帰れるの?」「…あぁ、講義が終わったらまっすぐ帰るよ…」浩紀はパンドラとの同棲生活をはじめていた。物置に放置されていた石棺はいつの間にか無くなっていた。よく考えれば、パンドラには不自然な点が多すぎる。だが、肉欲におぼれている浩紀にはそれを無かったことにしていた。抱いても抱いても抱き足りない…。出来れば一日中、一緒にいたい…。そう、思っていた。