「朝だよ、お・き・て!朝だよ~起きなさぁ~い!」
有名女優の声の目覚まし時計で浩紀は起きる。
朝はまだ、早い。夜も明けきっていない。
だが、浩紀は新聞配達のバイトに行かなければならなかった。
フッと昨日、石棺を捨てた物置が気になり物置を見に行った。
「うっ…」
浩紀は思わずうなってしまった。
石棺が人がすっぽり入れるくらいまでに大きくなっていた。
物置は半壊していた。
どう見ても石棺が這い出し、物置を内側から破壊したようにしか見えなかった。

Pandora006