「うあぁぁぁぁぁぁぁっ」
とある星では、最後の超大物とされた男が我先にと子供のようにその場から遠ざかろうとした。
「けひっけひっけぇひぃぃっ」
また、ある星では、修羅場を何度もくぐった過去を持つ生き字引の老人が一気に老け込み錯乱した。
猛者も裸足で逃げ出す威圧感が全宇宙に広まり、ショック死する者が後を絶たなかった。
全ての生きとし生けるものがイクスミーニの陰にただ怯える…訳では無かった。
足腰はガクガク、ブルブル震えながらもテソロは構えを解かなかった。
テソロだけではない。
ペルラもグラナテもトゥルケサも握った拳を広げ無かった。
涙と鼻水で顔はくしゃくしゃ…。
でも、顔を背ける者はいなかった。