突然現れ、突然消えたリステミュウムに拍子抜けする各勢力だったが、驚愕するのはこの後からだった。
リステミュウムが放った光の弾はまるで生き物のように動き、何度も姿形を変え、分裂を繰り返し、勢力全体に襲いかかった。
魔法陣をいくつも作りだし、異形の怪物達を生み出したかと思えば、何でも溶かす液体に変化し、また、勢力の猛者達にそっくりだが、何百倍もパワーが上回る偽物に変化し、空から巨大な剣山の雨が降ってきた。
そう、リステミュウムはたった一発の光の弾に全宇宙を攻撃する全てを詰め込んでいたのだ。
そして、宇宙の外側ではインフレーションが連続で起こり、信じられない規模で宇宙は広がりを見せていた。今まで見えていた星が急速に遠ざかっていた。
それまで、当たり前だった勢力図が悉く何度も簡単に塗り替えられた。
見たことも無い猛者、化け物が出現し強者達を捕食していった。