「…さっきはごめんなさい…ゴーマンの奴が怖くて…仕方なかったの」
「この豚野郎!よくも、あたし達に好き勝手やってくれたわね!」
ゴーマンの取り巻きの女性達は手のひらを返しゴーマンの死体に唾を吐きかける。
そして、Fに腕を絡ませ胸を押し当てる。彼女達は次のご主人様を決めたようだ。
「………」
Fの反応は無い。
小花はスコップで土を掘り返し始めた。
それを見かけたFは小花に尋ねる。
「何をしているんだい、お嬢ちゃん?…」
「はい、この人のお墓を…」
「そいつはあんたに死ねっていってたやつだけど?」
「でも、無くなったら仏様です」
「!良いね~君、良いね~」
Fはここに来て初めて笑顔になった。