幼い、修平の抱えている病気は病名がわからなくとも深刻だというのはみんな伝わった。そして、大きな夢。五人は自分はなんてつまらないことを気にしていたんだろうという気持ちになった。

翌日、学校で…
「F組の高部だけど…白石君、いるかな?」
「君は昨日の…何かな?」
「これ、母さんがあんたにって。お礼だよ、とっといて。クッキーだってさ」
智宏は母に頼まれて和人にお礼を言うように頼まれていた。
男が男にクッキーを…なんとも嫌な役回りだったが、ウソをついたバツとしてやらされていた。