「あら、あなたは…」
智宏の母は和人を見かけて声をかけた。
以前、和人は智宏の母が迷っていた場所を丁寧に教えてくれたのだ。
息子と同じ学校の生徒だと聞いていたので、是非とも息子の友人にと思っていたのだ。
「あ、どうも、この前は。無事に漬けて良かったですね」
「そうなのよ、ありがとね。この前は本当に助かったわ。ほら、智宏、ご挨拶なさい」
「あ、どーも」
「こんにちわ」
五人が段々集まってくる。