唯一神リアルが恐れたもの。それは、ファーブラ・フィクタの発想力。彼から次々と理解できない力が生み出されていく。
そんなモノが世に出回ったら対処の取りようが無かった。
だから管理が必要だった。
だが、それも無理な話だった様だ。
リアルが次の刺客を差し向けようと思案に暮れていた時、ファーブラ・フィクタが目の前に現れた。
奇妙な物体を二つ、リアルの前に放り投げる。
元はスピドとパワと呼ばれていたモノだ。
「取引だ。俺は、自分の事以外、興味がない。俺の存在を忘れてくれるなら、お前達の時代から姿を消そう。ダメならここで消えてもらう。どうする?」
取引とは名ばかりの脅しだった。
リアルは苦々しく承諾した。