「お花ちゃん、それは?…」
「うん、はてなちゃんの…もう、天国に行って二年になるね」
千年桜の根元に小さなお墓をたてたカノンが寂しそうに答える。
「え?はてなは里子にもらわれたんじゃなかったっけ?それに確か半年…」
「もう、吟ちゃん、何いってんの?こんな時にふざけないで…」
「え?いや、ふざけてなんか…あれぇ、おっかしーなー?」
リータの記憶消去は非常にてきとーだった…
カノンには死んで二年、吟侍には里子にもらわれて半年という記憶が残った。他の子供達にも本当にてきとーな記憶が残ってしまった。
こうして、はてなことクアンスティータ・オルオリは吟侍達の中では謎の幼馴染として記憶に残った。
まさに、はてなという名前にぴったりな思い出として…