リータは探し回ったがすぐ飽きた。
「らんらん、るんるん、たったー♪すてきなおじーさまがりーたちゃんを助けにきてくれるのぉ~らんららんらら~ん♪」
過去の世界から持ってきたアニメに夢中になる。
ちなみに【おじーさま】は【王子様】の間違いである。
頭の中がメルヘンで出来ているリータはすぐに自分の世界に入っていった。
一方、ティータは10年以上前に来ていた。
見よう見まねで姉と同じ時間旅行をしたのだ。
姉に会いに来たが、姉とは違う時間にたどり着いたのだ。
「えーん、えーん」
「ん?お前ぇ、どーしたんだ?」
草むらで泣いていたティータを少年が見つける。
幼い頃の吟侍だった。