「禁司、この肉塊の言っていた事は間違ってはいない…」
「んなこたぁ解ってるよ、銀史。その内、亜空魔や華堕物が出てくるってことは…」
芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)が背負うにはこの世界は敵の層が厚すぎる。
異世界の吟侍達が少しでも露払いしていかなければ、とてもじゃないが、冒険の成功はあり得なかった。
お姫様(カノン)を救えなかった自分達は脇役で良い。
でも、この世界の吟侍にはカノンと幸せになって欲しいと願うのだった。